2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 第117回2代目フリーワンライ企画/2020.6.13 | トップページ | 第121回2代目フリーワンライ企画/2020.7.11 »

2020年7月 4日 (土)

Twitter300字SS/お題「橋」

タイトル「橋渡しの宿命」

「はっきりしてよ。好きなんでしょ?」
この期に及んで、幼なじみのあいつは怖気づいている。告白なんてしたことがないから、その行為自体が怖いのだ。男のくせにだらしない。
「ちゃんと言わないと、話はなかったことになるわよ」
「そ、それは」
「なら、ちゃんと言うの。好きだって」
半ば脅すように迫り、やっと「……好きだよ」と言わせた。やれやれ。
「──なんだって。聞こえた?」
校舎の陰に呼びかけると、私の親友が恥ずかしそうに出てきた。
「じゃ、後は二人でね」
照れまくっている二人を置いて、邪魔者は消える。
……あいつと親友が両想いなのは、前から分かっていたこと。これでいいんだ。
それでも、行き所のない心は、勝手に涙になった。


注釈:Twitter上の小説企画「Twitter300字SS」参加作品です。
数か月ぶりに単発作品で書きました。……やっぱり、単発で書くと、どうしてか切ない話になっちゃいますねー(苦笑)

« 第117回2代目フリーワンライ企画/2020.6.13 | トップページ | 第121回2代目フリーワンライ企画/2020.7.11 »

Twitter300字SS」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 第117回2代目フリーワンライ企画/2020.6.13 | トップページ | 第121回2代目フリーワンライ企画/2020.7.11 »